


以上の図は、気象庁地震カタログに基づいて作成し、”地下からのサイン測ろうかいのホームページ、https://hkamikubo.wixsite.com/hakaroukaiに掲載された図です(高波鐵夫、2025.12.17)。詳しくは、そちらをご覧ください。
気象庁によれば、2025 年 12 月8日 23 時 15 分に青森県東方沖の深さ 54km で M7.5 の地震が発生し、青森県八戸市で震度6強を観測したほか、北海道から近畿地方にかけて震度6弱~1を観測しました。また、青森県三八上北で長周期地震動階級3を観測したほか、北海道から関東地方にかけて及び新潟県で長周期地震動階級2~1を観測しました。この地震により、岩手県の久慈港(注1)で 0.7m(注2)、北海道の浦河(注1)で 0.5m(注2)の津波を観測するなど北海道から東北地方にかけての太平洋沿岸を中心に津波を観測しました。
気象庁はこの地震に対して、最初の地震波の検知から 4.1 秒後の 23 時 15 分 24.0 秒に緊急地震速報(警報)を発表しました。また、同日 23 時 17 分に北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸及び岩手県に津波注意報を発表し、同日 23 時 23 分に北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸及び岩手県を津波警報に切り替えました。その後、9日 02 時 45 分に津波注意報に切り替えて、9日 06 時 20 分に津波注意報を解除しました。気象庁は、この地震について震源位置や規模を精査した結果、国の基本計画等に定められている、後発地震への注意を促す情報を発表する基準を満たしていることから、9日 02 時 00 分に北海道・三陸沖後発地震注意情報を発表しました。
この地震は、発震機構(CMT 解)が西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した。この地震の震源付近では、12 月8日から 12 月9日 11 時までに震度1以上を観測した地震が 14 回(震度6強:1回、震度4:1回、震度3:2回、震度2:5回、震度1:5回) (注3)発生しました。この地震により、 負傷者 35 人などの被害が生じた(2025 年 12 月9日 12 時 00 分現在、総務省消防庁による) 。
1997 年 10 月以降の活動をみると、今回の地震の震源付近(領域c)では、M6.0 以上の地震が時々発生している。2012 年5月 24 日に発生した M6.1 の地震(最大震度5強)では、青森県で文教施設の一部破損 (ガラス破損等) 10 箇所などの被害が生じた (被害は総務省消防庁による) 。
(注1)国土交通省港湾局の観測施設
(注2)観測値は後日の精査により変更される場合がある
(注3)震度1以上を観測した地震の回数は、後日の調査
で変更する場合がある 。
参考文献 気象庁、令和7年12月8日23 時15分頃の青森県東方沖の地震について(第2報)報道発表、2025年12月9日.


